謎多い固定資産税

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伊勢原市は以前、固定資産税の徴収で過去に大ちょんぼがあったそうです。

伊勢原市 固定資産税長年に亘り過大課税

 

私が伊勢原市に新築したアパートの固定資産税について、「おや、意外と高額だなぁ?」と思って、調べたら上の様な”ちょんぼ”をおこした事があるので、今回もちょんぼなのではないかと思い、伊勢原市役所に確認に行きました。

担当窓口は、当然ながら固定資産税課。土地のご担当1名と、建物のご担当2名にご対応頂きました。

土地については、固定資産税路線価に、間口と、敷地延長と、敷地延長部分と本地の距離比に応じて乗じる係数が事細かく設定されており、非常にわかりやすくご説明頂きました。※そもそも土地については問題視していなったのですが、、、

しかし問題は建物です。床の素材や、屋根材、洗面化粧台のサイズなどの設備ごとに細かく設定されております。国の息がかかった財団がガイドラインを作っており、そのガイドラインにそって評価したそうです。ご担当のお二人から説明を聞いていたら、気になる事が、、、、

① 建物の中にある共用階段は、バルコニーと見なすことができる。そして、バルコニーとしての数値をもとに係数をかける。今回は係数の1(つまり100%)をかけました。

(私)共用階段なのですが、ガイドラインがそう言うなら100歩譲ってバルコニーとして考えたとしても係数100はおかしい。生活に必要性が薄いバルコニーと絶対に必要な共用階段と全く同じに見なしている。 これは、どうして係数100なのですか? 

(ご担当)他の自治体の例をみてとか、、、と生返事。今までのもそうでしたし。

(私)そういう質問ではなく、生活に必要性が薄いバルコニーと絶対必要な共用階段が全く同じとみなされる理由は何か? 

(ご担当)しどろもどろ。。。

② ガス給湯器が20号なので、、、

(私)プロパンガスの給湯器、配管の所有権は持っていません。所有権がないものに固定資産税をおかけになるのですか?

(ご担当)そうなのですか? どちらのガス会社に確認すれば良いですか?

とやはりお粗末な感じ。②についてはご担当がガス会社に念の為に確認し減額検討するそうです。①については、簡単に曲げる訳にいかないらしく、こちらについては私から課税明細に指示がある通り伊勢原市固定資産評価審査委員会に文章をもって審査の申し出を行うつもりです。

皆さんも、いつも送られてくるままに疑問もなく払っていると思いますが、役所もミスや勘違いをします。 もし、何故こんなに高いのかと疑問に感じたら、念の為に確認に行きましょうね。

因みに、私の様に確認に来る人は滅多にいないそうです。皆さん素直に払っているのですね。

役所も大家がお金持ちだった時代とは異なるので、コスト意識が高い大家がいちいち確認にくることも想定するべきですね。

 


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