戦いの主戦場を日本にとどめるべきか?
10日間ほど、フィリピン、台湾に滞在しました。今回の目的はフィリピン不動産、フィリピン金融商品の視察&お勉強で、台北の滞在はついでの休暇です。
書くまでもないですが、今の日本の状況を俯瞰して列記します。他にも沢山ネガティブ要因ありますが。。。
・日本の不動産はプレイヤーが多すぎ! 特別に立地が良いものはべつとして満室にするのに一苦労
・満室にするのにAD含めて、人並み以上の努力が要される
・弱者保護が強すぎ~。現状回復では、大家の手出しが多い
・今は融資が出ない
・団塊の世代の定年、それに続く世代の役職定年、雇用延長による収入減で、人口の多くが生活を切り詰めている=デフレは絶対に脱却できない ※補足、私がよく行くゴルフ場では、周りのお爺ちゃん達が、いかに自分が節約しているか自慢しています。これが顕著な例ですね。人口の大半が老人ばっかりだったら、年金での節約生活なので安いものばかり求めますよね。デフレ脱却絶対無理。
・政府の巨大化。増税で人々の生活は苦しくなるばかり。
もっとイージーなマーケットへ主戦場を移す決断
持っている物件の場所にもよりますが、あと10年そこそこは日本はもつとは思います。でも、たぶん20年後はかなりきつくなっている筈。利益は日本円で保有せずにフィリピンペソも選択肢としてあると感じました。
リセッションに強い通貨ペソ
その理由は、、、
OFWって聞いたことありますか? OVERSEAS FILIPINO WORKERSの略。
フィリピンの1億人以上いる人口の10%以上が海外の出稼ぎ労働者です。
つまり貧しいフィリピン人は通貨の強い国で、出稼ぎ労働者としてお金を稼ぎ、家族に仕送りをします。ドル、円、香港ドル、元、ポンド、、、、世界の主要通貨をペソに換えて家族に仕送るのです。 これって、、、主要通貨がペソを買い支えるということになりますよね。
なので暴落しないのです。
その金額は、フィリピンのGDPの10%にもなるそうです。
また、フィリピンの外資規制も、ちょっとづつ解放されてきており、今まではフィリピン=危険、凶悪犯罪、麻薬だったのが、投資の対象として真面目に検討できるレベルにもなってきている様です。ドゥテルテ大統領様のお陰です。彼は正義感の強い元検事で、法律では裁けない悪人を私設部隊を作って殺しまくったそうです。そうでもしなきゃ、ジャンキーが増えすぎて国が亡ぶと感じたらしい。
フィリピン証券口座開設
今回、フィリピンで証券口座を開設しました。私みたいな怠け者でも、インデックス連動商品を購入しておけば、フィリピンの物価上昇とともに株価があがり自動的にペソでの金融資産が増えていきます。
フィリピンの経済成長率は6.7%。日本は1.7%。うち日本は2%分は消費増税によるものなので、実質的にはマイナス成長なのでしょう。
ペソはOFWのよる主要通貨の買い支えのおかげで暴落も少ないので安全だと感じました。
証券口座から、フィリピンの銀行口座へ移動させて、日本での生活に必要ば分だけセブン銀行で円で引き出す。これから日本の通貨が円安ペソ高に移行すれば、もっと資産は増えますね。
今のうちに家賃等で安定収入を構築し、余っていたら、そのうちの1/3~半分をペソでの投資に変えるのもありだと感じました。今の日本は腐っていっていてもまだ鯛なので、まだ鯛のうちに、まずは日本での安定収入の構築が優先。余ったお金をフィリピンへ。
フィリピンの不動産を買うという勉強もしましたが、結論だけ言うと買った方が良いと思います。フィリピンの人口はかなり先まで減りません。宗教上のこともありますが、恋人の間に避妊はしません。20歳くらいで2人以上は子供がいるもの珍しくありません
フィリピン不動産投資の内容は、今度の合宿でのすでに実践している方によって事例発表されますので、そこで聞いてください。
ブログには思い出したときに書きたいと思います。
おじさんの生きがいです。押してください~ →