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皆さん、お久しぶりです。
50代になると早期退職とか役職定年とか、、、、昔、自分とは無縁だったものが、かなり現実味を帯びますね。
物価高、増税、緊張する国際情勢、無能な政治家と官僚。今後の日本は一体どうなるのですかねー?
そんな中、最近、僕のところに、昔の友人からいろんな相談ごとが舞い込みます。いろんなといっても大体、不動産がらみです。
相談してくるのは大体、僕と同じ年位で皆さんが知っている様な大手企業に勤める友人達からです。
きのう久しぶりに電話をもらったのは、三菱UFJ銀行のMBAホルダーのK君からです。
大体がこんな相談です。
55歳で役職定年を言い渡され、給与が大幅ダウン。
二人の子供がまだ大学生で生活が苦しくなってきて先行きが不安
はだらーが不動産でうまくやっていると聞いたので、自分も不動産をはじめてみたい、、、時間とって相談にのってほしい
昔、2,3年一緒に仕事をしたことがある友人なので、助けようかな~とも思いましたが、私の答えは、
・不動産投資に関する本は何冊読んだ?(何?2冊読んだだけ?) 最低、最近の本を30冊位よんでみて。
・不動産投資家が書いているブログとか沢山よんで最近のトレンドを掴んでみて。
・これらをすべて読んでから、僕に50万円を前金で払う気になったら再度連絡頂戴ね。
という塩対応です。それは、結局、今まで何人もの友人に頼まれて教えてきたのに、やらない人が大半だったからです。
自分自身、今のノウハウをためるまで、塾に数十万円単位で払ったり、いろんな本を読んだり、集まりに参加して勉強してきたものを、せっかく時間をとって、それらの友人にシェアしたところで、殆どの人が、借金が怖くて一歩を踏み出さないのです。
であれば、K君に伝えた3つのハードルをこなしてからでないと教える気にもならんのです。
55歳になってから将来不安を感じて不動産をやってみようかなあっていうK君と、僕の違いは、何だったのか?
それは、K君は三菱UFJ銀行で、最近までは高給とりで、役職定年になって給与大幅ダウンになるまで、自分の今の境遇を想像できなかったのだと思います。
僕の場合は、三菱UFJの給料ほどではないにしろ、サラリーマン時代は、まあまあ高給とりではありました。しかし、何度もサラリーマンとして危機を迎えて、このままだと将来ヤバいなと考える機会があったからなのだと思います。 つまりは自分は不動産投資をやるべく、追い詰められたのかもしれません。
ここで、あえて言うのであれば、ぬるま湯につかって将来を悲観する機会が少ない上級サラリーマンだとなかなか難しいのかもしれませんね。
K君、改めて生半可な気持ちでなく決意をもって、また僕のところに来てほしいと思います。
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